縁切り神社の効果で悪縁を断ち切る
あなたは、縁切りの神様をご存知でしょうか?
悪縁を断ち切りたいと強く願う人が訪れる神社に祀られている神様がいるそうです。
今回は、特に効果があるといわれる3つの縁切り神社を紹介します。
安井金比羅宮 京都
京都にある安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)は、最強の縁切り神社と呼ばれています。
縁切り神社のシンボルは、「縁切り・縁結び碑」。
「縁切り・縁結び碑」
高さ1.5m、幅3mの絵馬の形をした巨大な石で、中央の亀裂を通して神様の力が円形の穴に注がれています。
幸せに結婚できますようにというお願いごとから、「夫と浮気相手との縁を切ってください」といったことまで、訪れた人々の願いの数だけ形代(身代わりのお札)が貼られ、碑が見えないほどになっています。
穴を表から裏に通ると「縁切り」、裏から表に通ると「縁結び」のご利益を授かると言われています。
安井金比羅宮のほかにも、京都には、縁切り効果があるといわれる神社が数多く存在します。
別れの神様には、安井金比羅宮を訪れたという読者様から報告が届いております。
・境内に入っただけでおどろおどろしい雰囲気を感じる
・数々の怨念がこもった御札が無数に貼られている縁切り・縁結び碑は強烈
・職場の人間はもちろん、得意先からも嫌われているダメ上司との縁切りをお願いしたら、子会社を転々とさせられたあげく重い精神病になった
・病気やリストラ等、不運続きの主人が心配で、悪縁切りをお願いしたら、リストラ後に始めたFXで大儲け、病気も手術で無事に完治
人と人との縁に限らず、人と悪運の縁を切るというご利益もあるんですね。
■交通
JR「京都駅」から市バス「東山安井」下車、徒歩1分
陽運寺 東京
東京にある陽運寺(よううんじ)は、四谷怪談で有名なお岩さんを奉っているお寺です。
正しい縁結び、悪縁切り(ストーカー止め)祈願の寺として有名です。
境内脇にある”御祈祷札”に解決したい異性間の悩みを書いてお賽銭箱に入れておけば、後に神主が祈祷してくれるそうです。
もっと本格的にお祓いがしたいという方には、神主さんが個別に対応(有料)してくれるので相談してみましょう。
別れの神様には、陽運寺を訪れたという読者様から報告が届いております。
・こじんまりとした印象ですが、手入れは行き届いていて、良い気をいただけそうな印象
・水をかけると厄災を払ってくれるという水かけ福寿菩薩にお水をかけてからというもの、病気がちだった体調がすこぶる良くなった
・3つの小石を投げ入れて、全て入ると願いが叶うという心願成就の石というコーナーが楽しい
安井金比羅宮のように、おどろおどろしいという印象を持った読者様は少なかったようです。
■住所
東京都新宿区左門町18番地
■交通
地下鉄丸の内線「四谷三丁目」駅(最寄口3番出口)より徒歩8分 JR中央・総武線「信濃町」駅より徒歩10分
高津宮 大阪
大阪にある高津宮(こうづぐう)にある西坂は、かつて三曲り半に道が湾曲していたため「縁切り坂」と呼ばれるようになりました。
また、二つの坂が合流する相合坂は、男と女が北と南から登り、頂上でぴったり出会うととても相性が良いと言われ、縁結びの坂として知られています。
高津の西坂で悪縁を断ち、相合坂で良縁を結ぶ、恋愛に関するお悩みのある方は、ぜひお試しください。
別れの神様には、高津宮を訪れたという読者様から報告が届いております。
・境内に様々な屋台が出ていて、とても賑わっていた
・縁切り坂と呼ばれている高津宮の西坂でパワハラを受けている上司との縁切りをお願いしたところ、家庭の事情で上司が会社を辞めた
・何もかも嫌になり人生に絶望していた私ですが、藁にもすがる思いで西坂と相合坂で悪縁切りと良縁結びを願ったところ、私にはもったいないくらいの男性との出会いが訪れ、ゴールインすることができました(授かり婚ですが・・・)
落語会や縁結びパーティーなどのイベントも開催されているそうです。
■住所
大阪市中央区高津1丁目1番29号
■交通
地下鉄「谷町九丁目」駅下車、2番出口より徒歩5分
縁切り神社は、自分が困っている悪縁を切るのが本当なのでしょうが、縁切りという言葉の意味を履き違えてしまっている人も多いようです。
例えば、京都の安井金比羅宮には、「○○と××が別れますように・・・」「泥棒猫死ね」「私から彼を奪った○○に天罰を」など、身勝手とも取れる願いが書き込まれた絵馬が、たくさんかかっているそうです。
気のない人から付きまとわれて困っているとか、悪い縁が結ばれないように神様にお願いするのが縁切りであって、自分の都合で誰かをおとしめるようなお願いは、神様も聞き入れてくれないと思います。
こういった場所には、邪気がこもりやすいとも言われていますので、くれぐれも興味本位でいくことは避けましょう。
真剣に自分の悪縁を断ち切りたいと願う人は、ぜひ、訪れてみてください。