辛い不倫に別れを告げませんか?
誰しも人を想う気持ちがあり、それがたとえ不倫であっても止められない想いはあるでしょう。
そして不倫に必ずつきものなのが、罪悪感と別れの覚悟です。
辛い、苦しいと思っているあなたの参考になればいいなと思います。
悪いのは両方でどちらも悪くない
一般論ですら、家庭を持っているほうが悪いだの、たぶらかしたほうが悪いだのと言い争いが起きるくらいです。
そもそも一方的に悪いほうなど、恋愛においては滅多にないものだと思います。
あなたひとりで罪悪感や責任感を感じて苦しむことは、彼も望みません。
それに、お互い好きになる気持ちに、良いも悪いもないと思いたいのが人の心なのではないでしょうか。
そういう意味では、開き直りではなくとも、どちらも悪くないという言葉で片付けてしまいましょう。
周囲から悪いと言われる関係だとしても、自分だけは自分を認めてあげましょう。
楽しかった時間を精一杯思い出す
今が辛くても、惹かれ始めて愛し合ったのは、それが過去でも実際に体験したことです。
もしかしたら今も辛いながらに幸せを感じることもあるのかもしれません。
彼の素敵なところに目を向けて、一緒に作った楽しい時間を振り返ってみましょう。
そうすることで、そのときより辛く感じる本当の理由が、浮き出てくるでしょう。
彼との関係を終わりにするか、もう少しそのままでいるか、なんとなく、心の傾きがわかるはずです。
いま置かれている現実に目を向ける
今度は、今の自分が置かれている現実に目を向けましょう。
これは罪悪感や背徳感を駆り立てる目的ではなく、客観的に自分を見つめてみる時間を自分に与えるだけです。
今の関係がどうプラスでマイナスなのかと考えるだけでも、冷静になれます。
別れが頭をよぎっているあなたは十分冷静なのかもしれませんが、頭の整理は大事です。
損得勘定という言葉は打算的ですが、それがどうしても必要な立場や場面は少なくありません。
そして出来れば自分にプラスが多いほう、つまり得なほうを選べたらという気持ちは皆一緒です。
自分にとっての魅力的な存在
もしあなたに大切な家族がいるなら、少し立ち止まって考えてみましょう。
今の現実に魅力も、必要性も、楽しみも、幸せも感じられなかったとしても、それでもいいと思います。
家族を裏切るなだなんて、そんな風に生きれるなら最初からそうしてますよね?
辛い不倫と家族との時間のどちらがあなたにとって魅力的なものか、それを見出してください。
どちらも選べないくらい魅力的なら、両方という答えだってあるのではないでしょうか。
必ずしも絶対的な二者択一をしなくてはいけないわけではないのです。
5.自分の出した結論を信じる
ここまできたあなたには、ほのかにかもしれませんが、自分の中での結論が浮かんだと思います。
その結論が正しいか間違っているか、そんなことは今更どうでもいい話です。
結論を吟味して、そうする、そう生きると自分で決めたとしたら、自分を信じてあげましょう。
たとえ誰も自分を信じてくれなくても、自分だけは自分の出した結論を信じてあげるのは最も大事なことです。
そして、悩んで結論を出した自分を、褒めたり労ったりしてあげるといいでしょう。
ただそれだけなのに、自分の決断を信じて生きれるようになるからです。
人の幸せの形は、人によって違います。
それがどれだけリスキーでも、人を不幸にするとしても、あなたの幸せはあなただけのものです。
その多様性を柔軟に受け入れることが出来たとき、あなたの心の曇りが晴れることを願っています。