情で別れられないっていいこと?悪いこと?
どんなにラブラブなカップルでも、長い付き合いになると、ときめきよりも、情を感じることが多くなってくるものです。
この情って、そもそもなんなんでしょうか?
今回は、情で別れられないで悩んでいる方のために、情を理解するための3つのポイントをお伝えします。
情がわくことは避けられない
そもそも情ってなんでしょうか?
恋愛や夫婦関係における情とは、付き合いの慣れからくるものだと考えられます。
付き合いたての頃は、一緒にすること全てが初めてのことですから、ときめきやドキドキを感じる機会がたくさんあります。
でも、付き合う年数を重ねるうちに、同じような内容のデートが自然と増えていきますので、ときめきやドキドキを感じる機会は減っていきます。
ときめきやドキドキを感じなくなったからと言って、相手のことを嫌いになったわけではありません。
ドキドキする機会が減ったとしても、突然いなくなられたら、やっぱり困るし、寂しさを感じることでしょう。
このような情は、付き合いが長くなればなるほど、わきやすくなりますし、付き合いを継続するために必要なものです。
情の正体は友情?愛情?
情と呼ばれるものの正体、それは、友情か愛情のどちらかに分けられると考えられます。
情がわいて、好きという気持ちがあるのかどうか、自分でもわからなくなった。と感じてしまうのは、恋愛感情が友情に近い形に変化したものだと思われます。
友情は、恋愛感情とも違いますし、愛情とも違うものですから、恋愛関係を続けていくことが難しいと考えられます。
恋愛関係を続けていくために必要な情とは、愛情です。
お互いが空気のように、普段は意識しなくても、いなくなったら困るような関係性で、相手のためなら自分を犠牲にできるという気持ちは、愛情からくるものだといえます。
夫婦関係も長くなると、お互い甘い言葉を囁きあう関係ではなく、阿吽の呼吸で成立するような関係になりますよね。
恋愛関係が何年も続くと、情という感情に気づく時があると思います。
そんな時は、自分の情が友情なのか、愛情なのか?
自分の気持ちを確かめてみるといいかもしれません。
結局、情っていいもの?悪いもの?
情って馴れ合いの関係でしょ?
そんな状態で恋愛関係をズルズル続けていくのはよくない。
こんな風に考えてしまう人が多いと思います。
そんな時は、一度、立ち止まって考えてみてください。
情があるからこそ、相手との絆が深まるものではないでしょうか。
情が生まれたからって別れる必要はありませんし、簡単に別れたりすることはできないと思います。
それが友情だったとしても、愛情だったとしても、情が生まれることは素晴らしいことです。
人の世は、人情なしでは生きられないものです。
情という感情が生まれるほど、深い関係を築けた相手に感謝しましょう。
そして、そんな関係を築けた自分自身を褒めてあげてください。
情で別れられないことは、決して悪いことではありません。
自分の中にわいた情がなんなのか?
そんな疑問がわいてしまった時は、自問自答してみてください。
情の正体が友情にしろ、愛情にしろ、人と人との絆を感じることができる人間関係は素晴らしいものです。