別れから立ち直る心理学的方法とは?
別れた相手の事ばかり思い出して辛い日々を送っていませんか?
早く忘れようとするのは実は逆効果なんですよ。
今回は、別れが辛くて仕方ないというあなたへ心理学を利用した立直り法をお伝えいたします。
報酬制度にする
いくら自分に言い聞かせても別れた恋人と連絡を取ってしまいそうになる人に効果的な方法がこちらです。
元恋人との思い出の品を見たくなったり、メールを読み返したくなったり、連絡したくなった時は、条件を課しましょう。
「新しい異性と交流を持ったら、元恋人にメール一通送ってもいい」
「新しい事に挑戦出来たら、メールを読み返せる」
というように未練と立ち直るための工程を報酬関係にしてしまうのです。
そうする事で、どんどん前に進んでいけるようになるんですよ。
ネガティブタイムを作る
失恋した時は、どんなに取り繕ってもネガティブな感情が出てくるものです。
立ち直るためには、このネガティブな感情をしまい込んではいけません。
自分の中で渦巻いている負の感情を積極的に外に排出する事で立直りが早くなるんですよ。
これを心理学用語で「エモーショナル・ディスクロージャー」と呼びます。
別れた直後は一日に数分、自分のネガティブな感情を言葉にしたり紙に書き出す時間を設けましょう。
そうすると、気持ちがスッキリして、早く立ち直れますよ。
辛い気持ちを数字で表す
恋人と別れた後って、漠然とした辛い気持ちでいっぱいになりますよね。
自分がこの漠然としたものに飲み込まれてしまいそうな感覚になると思います。
また、漠然とした物だからこそ、終わりがこないのではないかという不安も沸き上がります。
この不安が別れの辛さや未練を増長するのです。
ならば、自分の辛い気持ちやネガティブな気持ちを無理矢理数字で表すようにしましょう。
今は80%辛い。
昨日より少しマシだから・・・今日は60%くらいになったかな。
というようにパーセント表示すると良いでしょう。
こうする事で心に余裕が生まれてくるんですよ。
立ち直るまでの工程を認識する
心理学では、人は辛い状態になった時、心の中で数段階の工程を辿って立ち直っていくと言われています。
まず、別れなどの辛い経験をした時、それを否認するように心は動きます。
否認は次第に相手や自分に対しての怒りに変わっていきます。
そして、時間の経過とともに諦めと受容という工程に辿り着き、最後はまた、希望が心の中に表れてくるのです。
この工程は誰しもが通るものです。
あなたは今、否認や怒りの工程にいるだけで、時がくれば諦めや受容、そして希望が必ず生まれてきます。
立ち直る工程を認識して焦らないようにすると良いですよ。
いかがでしたでしょうか?
今回は心理学的アプローチから立ち直る方法をお伝えいたしました。
心理学は様々な研究や検証から築き上げられたものなので、説得力がありますよね。
別れが辛い時は心理学に頼ってみるのも良いでしょう。