「私にも彼氏ができる!」と思い込み、舞い上がってしまった私・・・
うらさん30代 女性
私の淡い初恋は小学校1年生の時でした。
同じ小学校の6年生の男の子がとても気になるようになり、休み時間、校庭に出てはその男の子の姿を捜していたと思います。
そんな淡い恋はそれからも何度か訪れましたが、それらは全て陰からこっそり見てドキドキする子供らしい恋心だったのです。
そんな奥手な私が初めて「お付き合いする事になるのかも・・・」という具体的な恋に出会ったのは大学に入って直ぐの事でした。
あるテニスサークルの新歓コンパに友達から誘われて参加した時、居心地悪そうにずっとうつむいている私に優しく話しかけてくれた4回生の先輩がいたのです。
そして最後に「今度2人でご飯でも食べに行かない?」と言ってくれました。
その先輩は服装もお洒落で私から見たら凄く大人に見えました。
そして後日2人で夜ご飯を食べに行ったのですが、それまで家族としか夜ご飯を食べに行った事がない私には全てが新鮮でドキドキしました。
お店も、居酒屋のようだけどバーのようなお洒落なお店で、自分がそんなお店に男性と2人っきりでご飯を食べている事自体ミラクルのように思えたのです。
そして帰り道「付き合おう」とは言われませんでしたが、「可愛いね」「また2人で出かけよう」「服を選んであげたい」など、私からしたら「付き合おう」宣言のような発言を連発されました。
私はすっかり舞い上がってしまい「私にも彼氏ができる」と思い込んでしまったのです。
でも、その後何日経っても、何週間経っても、全くその先輩から連絡が来ませんでした。私はその間ずっと先輩からの連絡を待ち焦がれていたのです。
そして1ヶ月近く経った頃、ありったけの勇気を振り絞って自分から電話してみると、「彼女ができて」とあっさり言われてしまったのでした。
18歳だった私は、人生初の失恋にとても傷つき、今でも思い出すと涙がこみあげてきそうになります。
でも、こうやって体験談として文章にできるということは、きっとあの時の失恋をしっかりと自分の中で消化できたんだと思います。
あれから12年経ち、もう30歳になりました。
今は旦那さんと子供と幸せな生活を送れています。
あなたも別れの体験談を投稿してみませんか?
モヤモヤとした気持ちを文章にしてみると、すっきりしますよ。
そして、あなたの体験談をたくさんの方が待っています。