メールで別れを告げるのは本当に悪いの?
メールで別れを告げる事に対しては賛否両論ありますよね。
「人として間違っている!」と非難する方をよく見かけます。
しかし、その意見って本当に100%正しいと言えるのでしょうか?
価値観の違い
人にはそれぞれ価値観があります。
どの価値観が正しくてどの価値観が間違っているなんて事はありません。
生き方が違えばその分だけ価値観があるのです。
メールに対する考え方も同じです。
メールに対して「不誠実」だと思う人がいる一方で、メールだからこそ「思いやり」を示せると考える人もいます。
メールでのお別れを非難するのは、自分以外の価値観を排除しようとする事に他ならないのです。
別れを告げる側の辛さを理解してない
別れを告げられる方はもちろん辛いですよね。
しかし、辛いのは振られる側だけではありません。
別れを告げる側もまた同じように辛い気持ちを抱いているのです。
相手がメールで別れを伝えるのは辛い気持ちからどうしようもなかったからなのかもしれません。
それなのに、「自分がひどい扱いを受けた」「傷付いた」といって相手の行動を非難するのは違いますよね。
相手にだって同じような気持ちがあるかもしれません。
メールで別れを告げさせるような気持ちにさせた方にも非があります。
優しさに対する考え方の違い
優しさに対する考え方は人それぞれです。
泣いている相手を抱きしめてあげる優しさもあればわざと突き放して次の恋に進めるようにしてあげる優しさもあります。
「優しさはこうでなければいけない」という正解なんてないのです。
思いやりにかけると感じるメールでの別れは、恋人にとっては相手が諦められるようにするための思いやりからくる行動かもしれないのです。
自分の考えの枠にはめた捉え方をしないようにしましょう。
二人の関係性に対するすれ違い
自分では恋人と深い関係であると思っていても、恋人からしたら上っ面だけの軽い関係だったのかもしれません。
二人の関係に対する捉え方が必ずしも両者の間で一致しているとは限らないのです。
また、自分は相手に誠実に接してきたと思っていても、相手はその行動を重く感じている可能性だってあります。
自分が感じている事が全てではないのです。
いかがでしたでしょうか?
別れの場面において、対面は正解で、メールは不正解という決まりごとは存在しません。
メールで別れようとする相手を非難しているのは「自分と違う考え方」を受け入れられないからです。
そういう押し付けがましい考え方を持つ恋人に相手は別れを決意したのでしょう。