大好きな彼の浮気相手を続けた結果・・・
ゆんちゃんさん 30代 女性
私が大学生の頃、大学の近くにアパートを借りて一人暮らしをしていました。
アルバイトもいくつか経験し、大学3年の頃新しく接客業のアルバイトを始めました。
私のシフトは夜間でした。
昼間のバイトの人と引継ぎをする際、ちょっとしたミーティングがあるのですが、バイトに入った初日、私は一目惚れをしてしまったのです。
6つ年上の人でした。
その人は契約社員で仕事ぶりも容姿もとにかくカッコよく、その少しのミーティングの時しか見ることができないので、最後に彼が帰る時に「お疲れさまでした!」と精いっぱい声をかけるくらいしかできませんでした。
しかし、だんだんとバイト先に慣れてくると、彼の情報もいろいろ耳にするようになります。
彼には彼女がいて、もう7年くらい付き合っていると。完全に太刀打ちできない壁を感じました。
けれどバイトに行き、彼を見るたび私は彼を目で追い、好きになっていくのがわかりました。
そんな時、彼が私と同じ夜間のシフトに変更になったのです。
私は嬉しくてたまりませんでした。
ただ一緒にいられる時間が増える!しゃべる機会が増える!それだけでよかったのです。
単純に片思いですね。
45分の休憩の時、小さな部屋で2人きりで一緒になることもありました。
シフトが同じになって2か月くらいした時には、冗談も言える仲になりました。
今度は私の中で二人でご飯に行きたい、ドライブしたいとだんだんと欲が出てきます。
そしてアドレスも交換し、バイトが終わって深夜からドライブするようになりました。
バイト終わりに、今日はどうする?みたいに二人でよく話してドライブをしていました。
けれど次々に欲が満たされると、今度は彼女になりたいと思うようになるのです。
彼女がいる事は頭の片隅では分かっているのですが、認めたくない気持ちと、それよりも自分の気持ちが抑えきれない思いの方が強く、思い出さないようにしていました。
そして相手に告白をしようと思い、バイトを辞めました。
ドライブに連れて行ってもらい告白をしたら、「もっと早く出会いたかった」と言われ、そこから彼の浮気相手になってしまいました。
夜しか会えず、決まってドライブか私のアパートです。
はじめは週に2、3回は会っていました。
おそらく彼女より多く会っていたでしょう。
そんな状態が2、3か月続きました。
夜中、彼の携帯がずっと鳴っている時もありました。
決して彼は出ません。
それからどんどん会う回数が減っていきました。
私から誘うことは滅多にありません。
どこかで彼女の存在が怖かったからだと思います。
結果、彼からの連絡は途切れました。
私は、ただの浮気相手にしか過ぎなかったのでしょう。
この期間、どうやったら私は今の立場から彼女になれるのかをずっと悩んでいました。
「彼女」という立場がとてもすごい存在、遥か彼方の存在に思えました。
いま思うと若いころのいい思い出です。
思い返せば、わかっていたけれど目をつぶっていた場面もいくつかあります。
私の携帯の登録名は完全に男性の名前でした。
着信音の曲を聴き比べるため判明しました。
それでも私は諦められませんでした。
2番目から1番目の彼女になるには、相当難しいと思います。
もっと周りを見て、視野を広くすれば良かったです。
たったそれだけで出会いのチャンスは2倍、3倍に広がります。
はじめから1番目の彼女になる方が、どんなに楽で簡単かと思います。
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