優柔不断な彼氏に愛想をつかして別れた女性の体験談

優柔不断な彼氏に愛想がつきました・・・

カプリっ子さん 20代 女性

私が大学生の時のことです。

当時、私は地方国公立の大学に通っており、イベント系サークルに所属していました。
できたばかりのサークルでしたが、地元の女子大や専門学校の子も所属している規模の大きいサークルでした。

そして、1年生の終わりごろから同じサークルの同級生の男の子と付き合っていて、半同棲状態になっていました。
彼はあまり社交的なタイプではありませんでしたが、「女の子は大事にするもの」という考えの持ち主で、家事も半々にやってくれる、優しい人でした。

2年生の春になり、サークル内での役員が忙しくなり始めたころ、同じサークルに所属していた同級生の女子大生が半年ほどの留学から帰ってきたのですが、これが悪夢の始まりでした。

彼女は典型的な恋に恋するお嬢様で、サークル内のいろんな男の子に即席の恋をし始めたのです。

愛想の良いかわいい子だったので私たちも邪険にできず、初めは仲良くできていました。
しかし彼女は、私の付き合っていた彼にも恋をしてしまったらしく、激しくつきまとうようになりました。

彼にしつこく電話をかけてきたりしていた頃はまだ我慢もできていたのですが、なぜか私たちのデートについてきたり、家に来て何日も居座ったりと段々とエスカレートし、私は我慢できなくなっていきました。

彼女は強い人だったので、周囲が注意しても、「みんなと仲良くなりたいだけだから!」と公言していましたが、私はだんだんノイローゼ気味になってしまいました。

彼にはっきりと「迷惑だからやめてほしい」と言ってほしかったのですが、優しいと同時に優柔不断でもあった彼は、彼女を傷つけるのでは?と突き放そうとしなかったのです。

当時、家族間でもいざこざがあり、精神的に耐えられなくなった私は、彼と離れて暮らすことを選びました。
しかし、断り切れないたちの彼は、迫ってくる彼女を突き放せず、ずるずると半同棲状態に陥り始めました。

そのことを後々知らされ、あるとき私は「この人は、自分が悪者になりたくないだけなんだな」と気づきました。

彼が優しいのは、心の弱さゆえだったと気づき、私から別れを告げました。
20歳になったばかりで幼かったのだから仕方ないとは思いますが、私も彼も相手に求めるのものが大きすぎたのかもしれません。



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