連絡を少しずつ減らして自然消滅
こころさん 30代 女性
幼稚園からの幼馴染だった彼。
私が東京の大学に進学して、地元に帰省しているときに偶然再会して仲良くなり、帰省するたび遊ぶようになって、そのままお付き合いをすることになりました。
したがって遠距離恋愛がスタートしたのです。
離れているからこそ、お互い思いも強くなってきて、遠距離恋愛は意外にスムーズに進みました。
数か月に一度、帰省してはデートを重ねていたある日。
私の両親に彼と付き合っていることをポツリと報告しましたら、両親は激怒してしまったんです。
同じ地元という事もあって、彼の両親があまり評判がよろしい方ではないという事。
私の両親も、そんな方々のお子さんなんかと付き合ってほしくない。
しまいには母に「虫唾が走る」とまで言われてしまったのです。
彼はとてもいい人でしたし、このまま続いたら結婚も・・・とまで考えていた私は非常にショックを受けましたが、徐々にこのまま付き合ってもこの人とは一緒になれないんだな・・・。という気持ちが強くなってきました。
別れなくてはいけないという気持ちも沸いてきました。
そこで、大学のサークルは男女問わず仲が良いことをアピールし、サークルが楽しすぎるから遠距離でも寂しくないということを数か月アピールしました。
そして連絡を徐々に減らしていきました。
自然消滅に近い形にしておいて、最後に好きな人ができた。といって別れ話をしました。
彼は遠距離だから見えていない部分が多すぎた。といって応じてくれました。
遠距離を理由に別れるカップルは多いですが、その原因が両親の反対である事は誰も知らない秘密です。